サラリーマン戦士が語る、Excelの数式をスッキリ整理して処理速度まで上げる革命機能

サラリーマンとして日々Excelと戦っていると、 「同じ計算を何度も書いていてミスが出る」 「数式が長すぎて、どこを直せばいいかわからない」 「FILTERやSORTを組み合わせた式がカオス化している」 という場面が必ずあります。

そんな“数式のストレス”を一撃で解決してくれるのが LET(レット)関数 です。

LETは、 数式の中で変数(名前)を定義して再利用できる関数。 長い式を短くし、読みやすくし、処理速度まで向上させる Excel 365 以降の上級者向け最強テクニックです。

この記事では、LET関数の基本から応用、 そしてサラリーマン戦士として実務で使ってきた感想まで、徹底解説します。

🔍 LET関数 の書式

コード

=LET(名前1, 値1, 名前2, 値2, ..., 最終計算式)

✔ 引数の意味

  • 名前:変数名(好きな名前でOK)
  • :その変数に入れる値
  • 最終計算式:最後に返したい結果

LETは「変数を定義して再利用する」ための関数です。

📘 基本例:同じ計算を2回使う場合

BEFORE(LETなし)

コード

=(A1+A2)*0.1 + (A1+A2)*0.2

AFTER(LETあり)

コード

=LET(x, A1+A2, x*0.1 + x*0.2)

A1+A2 を1回だけ書けばOK。読みやすくて速い。

🎯 実務でよく使うパターン

① 売上の粗利率を計算(読みやすくなる)

BEFORE

コード

=(売上-原価)/売上

AFTER(LET)

コード

=LET(
    s, 売上,
    c, 原価,
    (s - c) / s
)

→ 変数名で意味が明確になり、数式が理解しやすい。

② FILTER + SORT の複雑な式を整理

BEFORE

コード

=SORT(FILTER(A2:C100, A2:A100="営業"), 3, -1)

AFTER(LET)

コード

=LET(
    data, A2:C100,
    cond, A2:A100="営業",
    filtered, FILTER(data, cond),
    SORT(filtered, 3, -1)
)

→ 処理の流れが一目でわかる。

FILTERやSORTについては FILTER関数 SORT関数 の記事も参考になります。

③ 長い文字列処理をスッキリさせる

BEFORE

コード

=TRIM(SUBSTITUTE(A2," "," "))

AFTER(LET)

コード

=LET(
    t, A2,
    clean, SUBSTITUTE(t, " ", " "),
    TRIM(clean)
)

→ 日本語の全角スペース処理も読みやすく整理。

🔥 LET × LAMBDA で“自作関数”が最強化

LETは LAMBDA関数 と組み合わせると真価を発揮します。

例:粗利率を計算する自作関数

コード

=LAMBDA(sales, cost,
    LET(
        profit, sales - cost,
        profit / sales
    )
)

名前の管理で MARGIN と登録すれば…

コード

=MARGIN(B2, C2)

→ 自作関数として使える。

🧩 LETで“計算を1回だけにする”メリット

BEFORE(計算を2回している)

コード

=SUM(A1:A100) / COUNT(A1:A100) + SUM(A1:A100)

AFTER(LETで1回だけ計算)

コード

=LET(
    s, SUM(A1:A100),
    c, COUNT(A1:A100),
    s / c + s
)

→ Excelの再計算が減り、処理が軽くなる。

🛠 LET関数のよくあるミス

❗ 1. 最後の引数が“返す値”であることを忘れる

→ 最後の式がそのまま結果になる。

❗ 2. 変数名に日本語は使えるが推奨しない

→ 英字のほうがトラブルが少ない。

❗ 3. 変数の順番を間違える

名前 → 値 の順で書く。

❗ 4. Excel 365 以外では使えない

→ 2019以前は非対応。

📊 LETを使うべきケースまとめ

ケースLETを使うべき?
同じ計算を何度も使う◎ 必須
数式が長くて読みにくい◎ 使うべき
FILTERやSORTなど複雑な式◎ 効果大
単純な計算△ 不要
自作関数(LAMBDA)◎ 相性最強

🧑‍💼 サラリーマン戦士が実際に使ってみた感想

サラリーマン戦士がLETを使い始めたとき、 「数式がここまで読みやすくなるのか…!」 と本気で驚きました。

特に感じたメリットは以下の通りです。

✔ 数式の可読性が爆上がり

変数名を付けることで、式の意味が一目でわかる。

✔ 同じ計算を何度も書かなくてよい

ミスが減り、修正も簡単。

✔ Excelの処理速度が向上

SUMやFILTERを何度も再計算しなくて済む。

✔ LAMBDAとの相性が最強

自作関数の内部をLETで整理すると、 “プロ級の関数”が作れる。

サラリーマン戦士として、 「複雑な式を扱うならLETは必須」 と断言できます。

📝 まとめ:LETは“数式の整理と高速化”の最強ツール

  • 複雑な式をスッキリ整理
  • 同じ計算を何度も書かなくてよい
  • 読みやすく、ミスが減る
  • Excelの処理速度も向上
  • LAMBDAと組み合わせると最強

Excelで効率化を極めるなら、 LETは絶対に覚えておきたい上級関数です。

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