✅ FREQUENCYとは?
FREQUENCY(フリークエンシー)関数は、 データを 指定した範囲(ビン)ごとに分類し、件数を自動集計する 関数です。
- テストの点数分布(0–10点、11–20点…)
- 売上の金額帯別集計
- 年齢分布
- アンケート結果の分類
- ヒストグラムの元データ作成
Excelで“分布表”を作るなら必須の関数です。
🔍 FREQUENCY関数の書式
コード
=FREQUENCY(データ配列, 区間配列)
引数の意味
- データ配列:分類したい元データ
- 区間配列(ビン):分類の境界値(上限値)
📘 基本例:点数を10点刻みで分類
| 点数 |
|---|
| 12 |
| 35 |
| 48 |
| 59 |
| 77 |
区間(ビン)を以下のように設定:
| ビン |
|---|
| 10 |
| 20 |
| 30 |
| 40 |
| 50 |
| 60 |
| 70 |
| 80 |
▶ 使用する式(配列数式)
コード
=FREQUENCY(A2:A6, C2:C9)
→ 結果(例)
- 10点以下:0
- 20点以下:1
- 30点以下:0
- 40点以下:1
- 50点以下:1
- 60点以下:1
- 70点以下:0
- 80点以下:1
🎯 売上を金額帯で分類(実務で最も使う)
| 売上 |
|---|
| 1200 |
| 3500 |
| 8000 |
| 15000 |
区間(ビン):
| ビン |
|---|
| 1000 |
| 5000 |
| 10000 |
▶ 使用する式
コード
=FREQUENCY(A2:A5, C2:C4)
→ 結果
- 1000円以下
- 5000円以下
- 10000円以下
- 10000円超
の件数が自動で出る。
🔥 年齢分布を自動集計(アンケートで最強)
| 年齢 |
|---|
| 22 |
| 35 |
| 41 |
| 58 |
| 63 |
区間(ビン):
| ビン |
|---|
| 29 |
| 39 |
| 49 |
| 59 |
コード
=FREQUENCY(A2:A6, C2:C5)
→ 20代・30代・40代・50代・60代以上の件数が一瞬。
🔥 FREQUENCY × CHOOSECOLS で“分布表を整形”
コード
=CHOOSECOLS(FREQUENCY(A2:A100, C2:C10), 1)
→ 分布結果だけを縦に整形。
🧩 FREQUENCY × SORT(ビンを自動生成)
例:データの最小値〜最大値を5区間に分割
コード
=FREQUENCY(A2:A100, SEQUENCE(5,1,MIN(A2:A100), (MAX(A2:A100)-MIN(A2:A100))/5))
→ 自動で5区間の分布表が作れる。
📊 FREQUENCY × ヒストグラム(グラフ化)
- ビン(区間)を作る
- FREQUENCYで件数を出す
- 棒グラフを作成
→ ヒストグラムが一瞬で完成。
🛠 よくあるミスと注意点
1. 結果は“ビンの数 + 1”
→ 最後の行は「最大値超」の件数
2. ビンは“昇順”で並べる
→ 乱れていると正しく分類されない
3. 配列数式として複数セルに展開される
→ 1セルだけに結果は入らない
4. ビンは“上限値”である
例:ビンが 50 → 「50以下」の件数
📊 FREQUENCY と COUNTIFS の違い
| 目的 | FREQUENCY | COUNTIFS |
|---|---|---|
| 分布表を作る | ◎ 最強 | △ 手間が多い |
| 条件を細かく指定 | △ | ◎ |
| ヒストグラム作成 | ◎ | △ |
| 1つの式で複数区間 | ◎ | × |
📝 まとめ:FREQUENCYは“分布表作成の最強ツール”
- 点数・売上・年齢などを区間ごとに分類
- ビン(区間)を作るだけで自動集計
- ヒストグラムの元データに最適
- COUNTIFSより圧倒的に効率的
- アンケート・分析・レポートで大活躍
Excelで分布表を作るなら必ず覚えておきたい関数です。
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